うさぎのペレット、牧草、おやつ「フードピラミッド」
うさぎを飼う上で一番気になるのが食事。
ペットショップでも、いろんなペレットやおやつが売っています。
うちのモリンちゃんも、乾燥フルーツが大好き
うさちゃんはグルメだから、おいしいものばかり与えると・・・
うさぎは草食動物なのに、ビスケットなんかあげてもいいのかな?
ペレットはどれくらいあげてもいいの
年齢によっても違うの??
上記のフードピラミッドは、rabbitrescue.ca に掲載されていました。
(成うさの理想的なフードバランスだそうです)
イメージしやすいので掲載させて頂きました。
HRSのサイトには年齢別に詳しく書いてありますしたので食事の基本のみを抜粋してみます。
(by HRS FAQ:Diet)
ペットのウサギの良い食事の基本は何でしょう?
良質のペレット、新鮮な干し草(アルファルファ、チモシーなど)水、そして新鮮な野菜などです。それ以外のものはどんなものでも「おやつ」なので、量を制限して与えなければなりません。
良いペレットとはどんなものでしょうか?
ペレットは新鮮で、繊維質を十分含むもの(18%以上)でなければなりません。悪くなるので、一度に6週間分以上まとめて買ってはいけません。ペレットは高齢うさぎにはあまり与えないようにします。
モリンガは毛球症になってから繊維質の多いシニアブルームに切り替えました。ペレットは元来食肉用あるいは毛皮用の兎の成長を促進するために開発されたものだそうです。
どのような種類の野菜を与えればよいでしょうか?
野菜を与えるときは、種類の異なったものを選んで買って下さい。葉の色の濃いもの、根菜類、色の異なるものも選ぶようにして下さい。豆類や、ダイオウは与えないで下さい。
○ラディッシュ、クローバー、バジル、ブロッコリー、ニンジン、セロリ、タンポポの葉、ミント、パセリ、グリーンリーフ、小松菜など。キャベツ、レタスなどoKだが、水分が多いので調子をみて。
×アスパラガス、トウモロコシ、ネギ類、ニラ、ピーマンなど
干し草を与えることは重要でしょうか?
干し草はウサギの健康維持には絶対に必要です。毛玉症や他の閉塞症の予防につながります。干し草は24時間食べられるようにしておいて下さい。リンゴの木の枝も良い飼料になります。
赤ちゃんや若いウサギにどのくらいの量のえたらよいですか?
*生後3週まで-母乳
*生後3週から4週まで-母乳と少量のアルファルファやペレットをかじる
*生後4週から7週まで-母乳とアルファルファやペレット。
*生後7週から7ヶ月まで-ペレット、干し草を制限無く
*12週齢-野菜を加える(一度に一種類、1/2オンスほど:14グラム)
若いウサギ(7ヶ月~1歳)にはどのくらいの量与えれば良いですか?
*牧草やオーツ麦の干し草を与え始め、アルファルファを減らします。
*ペレットを体重6ポンド(約2.7キロ)あたり1/2カップに減らします。
*毎日与える野菜の量を徐々に増やします。
*果物は体重6ポンド当たり1-2オンス(28~56グラム)以上与えてはいけません。カロリーが高すぎます。
成熟した成ウサギ(1歳~5歳)にはどのくらいの量与えれば良いですか?
*牧草の干し草、オーツの干し草、わらを制限せずに与えます。
*体重6ポンド(約2.7キロ)当たり1/4から1/2カップのペレット。
*体重6ポンド(約2.7キロ)当たり2カップ以上の刻んだ野菜。
*果物を与える場合は、体重6ポンド(約2.7キロ)当たり2オンス以下(50グラム程度)。
高齢のウサギ(6歳以上)にはどのくらいの量を与えれば良いですか?
*適切な体重が維持されていれば成ウサギ用の餌(低たんぱく質)を続けて下さい。
*弱った高齢のウサギには体重を増加させるためにペレットを制限無く与える必要があるかもしれません。
*痩せているウサギにはカルシウム値が正常ならアルファルファを与えても良いでしょう。
*高齢のウサギには毎年血液検査を行う ことが奨められます。
ペレットを少ししか与えていない場合、何を補えばよいですか?
ペレットを少ししか与えていない場合、カロリーは増やさずに栄養素を補うために、野菜を多めに与えます。同時に様々な干し草やわらも多めに与えた方がいいでしょう。私たちは毎日数回に分けて新鮮な干し草を与えています。
Rabbit Health News1994年4月号より
「ペットのウサギにペレットのフードを制限無く与えると、高カロリー、低繊維、高カルシウムの影響で、肥満や心疾患、肝疾患、慢性の下痢や腎疾患などを招くおそれがあります。」
もうひとつの塗り絵 フードピラミッド
oxbowanimalhealth.com のPDFにあった情報です。(Mealtime Planning)
まず、うさぎさんの実際の大きさくらいの、全身のシルエットを描いてください。
手や足、耳、しっぽも。
ボディ(手足も)を緑に塗ってください。
これが毎日食べるべき干し草の量になります。
頭を青で塗ってください。
これが毎日食べるべき野菜の量になります。
耳を赤く塗ってください。
ペレットの上限の量になります。(体重2.3キログラムあたり1/4カップ)
しっぽをオレンジに塗ってください。
おやつの量です。うさぎの健康のためにできるだけ少なく。
(間違いがあったらお知らせください)
その他資料